もくじ
夢が予定に変わるとき
本を出版することが昔から夢でした。
出版自体が夢だったときは、実現できないままでした。出版した先に、どんな世界を描くのか。それが明確になったとき、夢は予定に変わりました。
わたしが実現したいのは、優しい人間関係を増やすこと。
上司と部下。先生と生徒。セールスマンとクライアント。夫と妻。親と子。
その間柄は何であってもいいのですが、その関係が、お互いにお互いを信じ、受け入れ、許し合えるような関係であってほしいと思うのです。
この本を読んでくださった方が、読み終わったときに、そういう優しい気持ちになって、自分にできることを考えられていたらいいなという、“出版の先”が描けた時に、「本を出したいな」ではなく「本をだす」に変わったのだと思います。
自分よりも可能性を信じてくれる人
出版の先を描き、本を出すと決めたはずなのに、めげそうになることが何度かありました。
その時に支えてくれたのは、私のその想いを一緒に持ち続けてくれた仲間たちでした。
わたしよりも、わたしの可能性を信じてくれている。
そのことを知ったとき、わたしががんばらないでどうするのだと、体の奥底から力がわいてきました。信じてもらえるって、こんなにも、パワフルなのですね。
あなたは近くにいる同僚、部下の力を信じていますか?
それをどう伝えていますか?
その一言で、その人は、がんばれるかもしれません。
是非、思っていることを言葉にして伝えてみてください。
【感動経営のための質問】
「言葉にして、伝えていますか?」
この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。