チームでつくる、感動経営のレシピ(24)『そこに道があることを、信じていますか?』

好きな散歩道があります。

明石大橋のたもとまでいける海沿いの道で、
淡路島までまっすぐにかかる橋の影と、
海の青と、夕焼けの空。

そのコントラストが大好きです。

もくじ

濃霧の気づき

でも、ある日、今まで見たことのないほどの濃霧でした。

橋の真ん中までも見えません。
向かいにある淡路島なんて、影も形も見えません。

以前だったら、今日は残念だな、とか、
何か嫌な感じ、と思っていましたが、
その日は、違いました。

「先が見えないのは不安だけど、
見えなくてもそこにあることを確信できる。」
と強く思ったのです。

そこに道があることも、目的地にたどり着けることも、
目には見えなくても、私は知っています。

ということは、進むだけだなと思いました。

プロセスを楽しむ

不安だったらゆっくりといけばいい。

心細ければ誰かと一緒にいけばいい。

その不安も心細さも怖さも、
誰かと笑いながら進んでいけていたら、
大丈夫な気がするのです。

プロセスを楽しむ、とは、快晴の時だけ楽しむ、
ということではないはずで、
雨の日でも、風の日でも、霧の日でも、
楽しもうとすることが、
プロセスを楽しむことにつながっていくのだと思います。

確信の上で進めるチーム作り

あなたのチームは今、快晴ですか?雨ですか?霧ですか?

もしかして台風かもしれません。

でも、先が見えない状況でも、
きっとたどり着けることを確信して、
みんなで進んでいけたらいいですね。

そんなチームづくりをしたいと思っています。


【感動経営のための質問】

「チームで“確信”していることは何ですか?」

[                        ]

この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。
何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。
気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。