チームでつくる、感動経営のレシピ(40)『自分で自分の機嫌がとれますか?』

もくじ

ある会社の女性社長様

ある会社の女性社長様。また小さいお子様も含め、4人の子育てをしながら、女性としてもとびきり美しく輝きながら、会社のきりもりもされている方です。

毎月、全体研修後、面談をさせていただくのですが、研修中のお互いの気づきを含め、スタッフの方々についての話や、時に子育てのこと、家事と仕事とのバランスのことなど、話は多岐にわたります。 

自分で自分の機嫌をとれますか?

彼女の言葉に、いつもはっとさせられます。

「スタッフの人たちが、実現したいと思っていることを、叶えるためのサポートをしたい。」そして「彼らは全員、愛すべき存在だ。」と。

何ができてもできなくても、全部ひっくるめて、どのメンバーも愛すべき存在なのだとおっしゃっていました。心からそう思っておられることが、目をみたらわかる。

またある時は、自分の機嫌を伺うスタッフがいたりすると、「自分で自分の機嫌はとれるから、あなたは仲間やお客様のことを見て。」と思うとお話してくださいました。

自分で自分の機嫌がとれる。そう断言できますか?私は、そうありたいけれど、なかなか断言はできません。 

「笑顔・傾聴・支援」ができる真のリーダー

心や感情は揺れるもの。

人間誰しも、ニュートラルではいれない時も当然あります。でも、揺れても、きちんと自分で真ん中に戻ることができる。

その能力は、リーダーには、いえリーダーに限らず、どの人にも必要なこと。

常に明るく笑顔で、スタッフの話をしっかり傾聴し、支援することを惜しまない彼女は、真のリーダーだと感じます。

「笑顔・傾聴・支援」。

私が研修でお伝えしていることを、すべて実践されている、素晴らしいリーダーです。

【感動経営のための質問】

「感情が揺れたとき、どのようにしてニュートラルに戻しますか?」

 

この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。