弊社で、会社案内を新たに作成することになりました。
自社のことを知っていただき、
お客様にファンになっていただくには、
どのような会社案内にしたらいいか。
そのような話し合いの場をもちました。
もくじ
アイデアを出し合うためには
この件に関わらず、どのような会議でも、
「何かアイデアない?」と聞くと、ほぼ間違いなく場が固まります。
その時に用いる手法があります。
何でもいいので課題について、その場で思いついたこと、
アイデアを箇条書きで書きだしてもらいます。
時間は2、3分の短時間にするのがコツです。
そして次に、それを順番に発表してもらいます。
その時のコツは、書いたことをそのまま読み上げること。
ただそれだけなのですが、
これをすると、いろいろなアイデアが出てきます。
「どんな答えも正解」というスタンス
その時に、とても大事なことが一つあります。
出てきた意見に対しての受けとめかたです。
「どんな答えも正解」というスタンスで臨みます。
役職のある方や、担当者は、
そんなの無理。とか、そんなのおかしい。
と、瞬時に判断してしまうかもしれませんが、
出てきたアイデアは、その人が今考えたアイデアの一つには違いないので、
「あなたはそう思ったんだね」と受けとめる。
受け入れなくてもいいのです。
受けとめる。
この、どんな答えもその人の正解と受けとめるマインドが、
社内に当たり前になっていたら、皆、安心して、発言できます。
そして、「もし、答えが書けなくても、それもOK。」
今ここで意見が出せなくても、その人がその時間、
そのことについて課題を共有したことが大切だったのだ、
ととらえます。
一度自分に投げかけた質問は、
その人の心の中に、無意識であっても滞在しつづけます。
どこかの会社案内をみて、いいなと思ったアイデアを、
後日教えてくれるかもしれません。
ふと思いついたアイデアを、言ってきてくれるかもしれません。
その場で出す答え、だけを求めすぎないことも、
大切なスタンスになります。
答えの共有よりも、課題の共有が大切
この方法で、一般的な、会社概要や経営理念、
スタッフ紹介以外に、20以上のアイデアがでました。
アイデア出しをしたいときには、一度お試しください。
大切なのは課題を共有すること。
答えをうけとめること。
そのマインドさえ徹底できれば、どんな課題にも、光は見えます。
【感動経営のための質問】
「安心して、意見やアイデアを言える環境をつくるために、何を心がけていますか?」
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この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。
何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。
気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。