
もくじ
研修先の社長様から学ぶこと
ある会社様に、毎月1回、研修に行かせていただいています。
その会社様は、同業の中でも全国的に有名で、いろいろな取り組みの先端をいっている会社。そして、社長は、他社で多くの研修実績を持っておられる方です。
その方の下で、私に何ができるのだろう、と思いながら始めた研修の中で、毎回社長は、気づいたことを私にお話してくださいます。
知っている、理解している、実践している、そして伝えられる
私も研修の冒頭で必ずお話しているのですが、学ぼうと思ったらいろいろな方法で学べる昨今。知識としては、多くのことを知っている方はとてもたくさんおられます。
でも、その“知っている”ことを、本当の意味で“理解”しているか。
そしてそれを“実践”しているか。
さらに、それを人に“伝える”ことができているか。
「それ、もう知っている。またその話か。」と思った時点で、その方の学びは終わってしまいます。
「知っているけれども、本当に分かっているかな。そしてそれを実践できているかな。」そこに落とし込めていける方が、本来の学びを深めていける方だと思っています。
その社長様はどこまでも謙虚に、スタッフの皆様とともに、共通体験をし、共通言語をもち、自分が変われるところ、自分が変えていくところを模索し続けておられます。
その姿勢に、いつも頭がさがります。知っているつもり、わかっているつもり、できているつもり。要注意ですね。
是非一度、ご自身の学んでこられたことを、ふりかえっていただく時間をもっていただけたらと思います。
【感動経営のための質問】
「知っているけれど、出来ていないことは何ですか?」
この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。