チームでつくる、感動経営のレシピ(12)『その問題点の本質は何でしょうか?』

先日、公開コンサルテーションで、ビジネスについて学ぶ場がありました。

わたしが欲しかった答えも手に入りましたが、

一番の学びはそのリーダーの考え方、プロセスを、間近でみれたことです。

もくじ

事実を客観的にみて、問題をクリアにする。

そのリーダーは、次々と持ちかけられるあらゆる課題やテーマに対して、ただその物事にある事実をシンプルに観ておられました。

きわめてニュートラルなポジションで、その中にある本質だけをシンプルにみる。その思考のプロセスが、何よりの学びでした。

仕事をしていると、いろんな課題が目の前に現れます。その都度、自分で自分に質問をして、事実を、本質をシンプルにとらえることができたら、どんな問題でもクリアしていけそうです。

極めて客観的に。できるだけニュートラルに。物事をシンプルに。

問題の本質をニュートラルにみる。

たとえば、そのリーダーに、ある人が尋ねました。

「わたしのことをどこかの会社に紹介するとしたら、どのように紹介してくれますか?」

彼女はそのリーダーからみた自分の強みを知りたかったのだと思います。

が、リーダーの答は、「・・・。即座に紹介できない。そのこと自体が問題で、普段から、どう紹介されたいか、ということを意識して、メールニュースを流すなり、自己紹介をするなり、アウトプットをする必要があるね。」ということでした。

その場で、とってつけたような紹介をすることはできたと思いますが、あえてそうせずに、その奥にある本質をしっかりと考えさせてくれた一例です。
キャッチコピーというよりも、お客様が使う言葉、会話で使われる言葉で、紹介されたいフレーズを日ごろから意識する事。

どんなお仕事でも、口コミを起こすには、大事なポイントですね。

今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。少しでもお役に立てていると嬉しいです。


【感動経営のための質問】

「その問題点の本質は何でしょうか?」

[                        ]

この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。
何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。

気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。