チームでつくる、感動経営のレシピ(10)『目の前にあるもの。ないもの。』

「目の前の人を幸せにするために、できることはなんだろう。」

これは、わたしがいちばん大事にしている、自分への質問です。

もくじ

ひとは、一人では幸せになれない

人を幸せにすることは、できないのかもしれません。

でも、幸せになってほしいと願うことはできるから、目の前の人が喜ぶこと、その人のためになること、その人の役に立てること、その人が笑顔になること、その人が成長すること。

そんなことをいつも考えながら、接するようにしています。

それがお客様でも、会社のスタッフでも、家族でも。

その気持ちが薄れた隙間に、不満とか、不平とか、不安とか、不服が出るような気がします。

「ひとは、一人では幸せになれない」と、友人が言葉をプレゼントしてくれたことがあるのですが、本当にそうだと思います。

わたしも、目の前の人と一緒に幸せになりたいです。

目の前にいない人の幸せを願う

そんなマインドを大切に過ごしていますが、以前、参加費の一部が、市のある団体に寄付されるパーティに参加しました。

寄付先は、里親を求めている子ども達の支援をする団体様とのことでした。

いつも、目の前の人の幸せを願って、研修なり、セッションなり、コーチングなり、普段の何気ない関わりなり、させていただいていますが、その場では、その日、そこにいない、来られない子ども達の幸せを願う、という時間を持ちました。

心静かな祈りの中で、みんなが気持ちを寄せていく感覚が、とってもあたたかくて、涙が出そうになりました。

その団体様は、7割が寄付からの収入ということで、もっともっと、私たちが、知っていかないといけない活動があると思いました。

なぜなら、市の団体に、他の市からの寄付があるとは思えないから。
同じ市にいるわたし達がその存在を知り、支えていかないといけない活動だと思うのです。

自分の力を何につかうか

これを読んでおられる方々は、大きな力をお持ちの方が多いと思います。

会社のスタッフの方々、お客様、ご家族。

幸せにするつもりで、何ができるのか。
その力を是非、そういう視点でつかってみていただければと思います。

今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


【感動経営のための質問】

目の前の人を幸せにするために、あなたにできることは何ですか。

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この質問にこたえてみてください。

そして、どんな小さなことでもいいので、是非、行動にうつしてみてくださいね。