部下のモチベーションとリーダーの在り方について、共感したことがあるので、ご紹介しようと思います。
もくじ
対照的なふたりのサラリーマン
友人が受けた、ある研修会でのこと。
1週間を通して、グループワーク形式ですすむ研修だったそうです。
友人と同じグループに、会社からの指示で受講している2人のサラリーマンがいて、一人は、とてもいきいきと前向きに、一人は、ぶつぶつと文句を言いながら、受講しておられました。
この二人の態度の違いはどこからくるのだろう、と思い、友人は、注意してみていたそうです。
対照的なふたりの上司
最終日にはテストがあり、そのテストに合格しないと、資格取得ができないもので、プレッシャーの中の最終日前日、前向きに取り組んでいた社員のもとに、社長からメールが届きました。
「明日の試験の結果はどちらでもいい。1週間、あなたががんばってきたことがわかるから。明後日、元気な顔をみせてくれ。」
一方で、ぶつぶつ文句を言っていた社員のところにも、その会社の社長からメールが届きました。
「どうしてお前から連絡してこないんだ。会社のお金で研修に行かせてやっているのに、報告がないとはどういうことか。」
人間関係は、関わり方なので、どちらか一方に責任があるということはないと思います。
きっと、どちら側にも、改善できることや、工夫できることがあると思います。
これを読んでくださっている方の立場が、上司なのか、部下なのかわかりませんが、いずれにしても、あなたにできることは、あなたができること、だけです。
身近な人と、どう関わるか。上司と部下。営業マンとお客様。夫と妻。親と子。先生と生徒。
どの関わりの中でも、一人一人が考えていけたらいいな、と思ったお話でした。
【感動経営のための質問】
「どんな風に関わりたいですか?」
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この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。
何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。
気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。