チームでつくる、感動経営のレシピ(6)『笑顔の底力』

「スタッフのやる気を引き出したい。」あるいは、「自分のモチベーションを維持したい。」そのために何をすればいいのだろう。そう思ったことが、皆様一度はおありではないでしょうか。

やる気をだす神経伝達物質、ドーパミン

一つの方法として、科学的に立証されている方法があります。脳に対してやる気を出すように指示するドーパミン。神経伝達物質のひとつですが、ある筋肉を動かすことで、このドーパミンが出るのです。どの筋肉かというと表情筋、つまり笑顔です。

脳は、素晴しく精巧な仕組みですが、実は少し単純なところがあり、楽しくて笑顔になっても、特に楽しくないけど表情だけで笑顔をつくっても、口角が上がることで、「あ、いま笑ってる」と判断し、ドーパミンを放出するのです。

スポーツ界でも『笑顔』

競技後のインタビューで、多くの選手やコーチたちが、『笑顔』について語っていることを聞かれたことがあると思います。

苦戦を強いられた直後のインターバルで、「笑顔でいこう。」と決めた、その後のセットの動きは、明らかにその前のセットの動きとは違うそうです。

また、大敗した試合の直後には、悔しさにうちしがれる状態だったチームが、「せっかくの閉会式、暗くしていても仕方ない。笑顔でいこう。楽しもう。」と、見違えるようなはじける笑顔でパフォーマンスをすることで、周りの人たちをも幸せな気持ちにしたチームは、とても印象に残りました。

また、個人戦では思うような動きができず、考えすぎて、ますます思うように動けなくなってしまったけれど、種目がリレーになり、仲間とともに、『結果ではなくプロセスを楽しもう!』と、リラックスして仲間の輪の中で笑顔になったとき、パフォーマンスが最高になったと語る水泳の選手もいました。

笑顔には、自分自身がやる気になり、その結果最高のパフォーマンスを発揮する力があるだけでなく、まわりを幸せにする力もあるのです。

チームの中で笑顔になる工夫

弊社では、一日の始めの朝礼で、できるだけメンバーが笑顔になるように工夫しています。

また会議の中でも、いかに笑い声を生み出すか。
それが会議の生産性を左右するように思います。

御社でも『笑顔』を是非、今まで以上に意識してみてください。


【感動経営のための質問】

まわりの人を笑顔にするために、何ができますか?

[                                 ]

この質問を、ぜひご自身に対して投げかけてみてください。
答えはいくつでもかまいません。

そして今日、そのうちのどれか一つを実行してみていただければ嬉しく思います。