チームでつくる、感動経営のレシピ(7)『すぐにジャッジしない』

先日伺った企業研修先で、自分の考えをまとめて記述してもらう時間がありました。

その時の出来事です。

スマホをいじる受講生

他の方々が真剣にペンを走らせている傍らで、スマホをいじっている受講生がいました。

わたしは、注意するかどうか迷いながら、もともと今までも、ワークに参加しなかったり、いろいろあった方なので、ご本人の自主性にまかせることにして、少し様子をみようと、何も言わずにいました。こころの中では快く思わずに。

 

実際に彼がしていたこと

 

制限時間が過ぎ、お一人ずつ発表いただき、その青年の順番がきた時に、彼はスマホの画面を読み始めました。

それはそれは素晴しく、思いのこもった文章を。

手書きよりも、スマホでの操作の方が、彼は文章がまとめやすかったようです。「何もせずに、スマホで遊んでる。」わたしは勝手にジャッジしていたことを深く反省し、機会があったので、彼にそのことをお詫びしました。

「ひどいなー。」と笑って許してくれる関係がその時にはもうそこにあることを信じることができたから、そんな風にお詫びできたのかもしれません。

そのようなことが、もしかして、日常生活の中で、仕事場で、起きていないでしょうか?

やる気がないようにみえて、実は一番会社全体のことを考えてくれているスタッフ。聞いてないようにみえて、一番たくさん質問をしてきてくれる受講生。関心なさそうにみえて、一番にメッセージをくれる仲間。やる気がなさそう。聞いてなさそう。関心なさそう。どれもこちら側の、勝手な主観によるジャッジなのです。

すべての人が認めるのが事実。

決めつける前に事実を確認すること。

事実とは、100人いたら100人が、そうですね、ということです。コミュニケーションがうまくいかなくなるのは、主観と主観がぶつかるときです。

その物事の事実を見極めることができるようになると、ニュートラルに生きていく力が身につくと思います。シンプルであるためには、事実は何かを考えること。

勝手なジャッジが人を傷つけ、自分を傷つけます。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


【感動経営のための質問】

最近ジャッジしたことの、事実は何だったのでしょう?

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この質問に、ぜひ答えてみてください。

出てきた答えをみて、何か行動できることがあれば、してみてくださいね。