チームでつくる、感動経営のレシピ(28)『上司や同僚、部下のしたいことを知っていますか?』

もくじ

思いもしなかった提案

私のしたいことの一つとして、出版、がありました。

「本、出したいと思っているんだよね。」ということは、今までに何度も、色々なときに、色々な人に、言葉にして言ってきていました。

この日も、私はそう言っていました。

今までと違ったのは、話を聴いてくれていたその人が、「今から本屋に行こう」と言ってくれたことです。本屋にいって、どのようなイメージの本を出したいのか、具体的なイメージを見つけようと、一緒に棚をまわってくれたのです。

色々なプレゼントをいただきますが、この日、本屋に一緒に行ってくれたのは、思いもしなかった提案であり、プレゼントでした。

おかげで、原稿を書く、という具体的な作業にも進むことができました。『したい、を形にする』ための、とっておきの一歩でした。

とても感謝しています。

具体的な一歩を見つけ、共に歩む支援

上司や同僚、部下の実現したいことを、あなたは知っていますか?

まずは関心をもってその人と関わること。
そして、どのような一歩があれば、それが具体的に進みそうかを考えること。
できればその一歩を一緒に踏み出すこと。

誰かの実現したいことを支援するというのは、そういうことなのだと思いました。誰かにとっての一歩を、わたしも共に歩める人でいたいと思います。


【感動経営のための質問】

どんな一歩を、一緒に踏み出しますか?
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この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。
何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。
気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。