チームでつくる、感動経営のレシピ(32)『笑っていますか?』

学びも場では笑ってはいけない?

先日、あるリーダー研修の講師を務めました。

10時~17時という長丁場。ご参加者は、これから後輩たちを指導していく立場にある若いリーダー候補生や、女性部下ばかりを抱えていて、どうチームをまとめていけばいいか悩んでおられるリーダー。

営業の一線は退いたものの、内勤としていかに部を盛りたてていくかが課題だという年配のリーダーなど、男性ばかり12名の参加でした。

課題はそれぞれですが、参加した理由は、会社や上司の指示ということで、半ば強制的に集まられたようです。様々な場へ講師として招いていただきますが、男性ばかり、というのは考えてみると初めてだったかもしれません。

場が、固い固い。笑ってはいけない、と思っておられるのでしょうか。雰囲気を和ますことができないまま、自分の力不足を感じながらのランチタイムとなりました。

その時、同行してくれていた男性スタッフが教えてくれました。「彼らは、笑ってないけれど、すごく学んでいるよ。」と。

笑っていないからといって、楽しくないわけではないようで・・・。

その固い空気をほぐすのに、いつもより余分に時間がかかりました。

女性の笑い声、笑顔の偉大さを、改めて痛感しました。と同時に、男性は、笑っているから、笑顔でいるから、心に響いているとは限らなくて、動かない表情のまま、気づきを書く時間になると、制限時間いっぱいをつかって、多くのことを書き出してくださっていたので、男性スタッフの言う通りなのかもしれないなと思いました。

感想には、楽しく学べた。多くを気づけた。感動した。来てよかったという言葉が並びました。

とても嬉しい言葉が並んでいましたが、欲を言うなら、楽しかったなら、笑おうよ。感動したなら表情に出そうよ。来てよかったならそう伝えてよ。

仕事でも、学びの場でも、笑って、表情豊かに、思っていることを伝えたらいいのに、と思いました。

リーダーの大切な資質

結局、コミュニケーションで悩まれている方が大半でした。

ならばなおさら、表情をやわらかくして、思ったことは言葉にして、伝えてみたらいいのにと思います。

そういう雰囲気の人には、まわりの人たちも頼りたくなったり、相談したくなったり、喜ばせたくなったりすると思います。

それがリーダーの、大切な資質の一つではないかと思った一日です。

【感動経営のための質問】

「伝えたいことを、伝えていますか?」

 

この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。