先日、鳥取砂丘に行きました。その時に感じたことが二つあるのでご紹介します。

もくじ
求めるものは、必ずしも“一番”ではないかもしれない。
まず面白いと思ったのは、多くの観光客は、一番高いところを目指して歩くということ。
横には、一番高いわけではないけれど、広く広がる丘隆。そこには人影もなく、ただ波の音と、かばんに当たる砂の音だけ。
一面に広がる空と海と砂。
居心地のいい場所は、必ずしも“1番”のところにあるわけではないと感じました。自分にとっての居心地のよいポジションを知っておくことは、とても大事ではないかと思います。
ビジネスにおいても同じこと。
どこを目指して、どんな場所を求めていくのか。
必ずしも、それは“一番”ではないかもしれません。
意図せず生まれる無秩序の美しさ
そしてもう一つは、風紋を眺めていて感じました。
自然のなせる技ですが、これを人為的につくろうとしても、決してこうは美しくできないと思います。
落ち葉のじゅうたんも、枯れ葉を集めてきて、どんなに無造作に散らしてみても、自然のバラツキ、無秩序の美しさは再現できないでしょう。
自然な美しさは、そのバラツキ、無秩序の中にあるのではないかと、ふと思いました。
バランス良く整えること。意図して流れをつくること。
それが必要な時もあるでしょう。
でもわたしが手に入れたいのは、意図せず生まれる自然なままの美しさだと改めて思いました。人としても、子育てであっても、ビジネスとしても、わたしはそこを目指したいと思っています。
自然な流れに逆らうことなく、のまれることなく、流れをしっかりよんで、のっていきたいと思う今日この頃。
無秩序ながらも心地よい流れが、すぐそこにあるような気がしてなりません。
【感動経営のための質問】
「どのような流れにのっていきたいですか?」
この質問を、ぜひご自身に問いかけてみてください。何か気づいたことがあれば、是非、行動にしてみてください。気づくことも大事ですが、行動することがもっと大事です。